前日。
新幹線からは富士山がくっきり見えて、なんだかうれしい。
プレミアムモルツとお弁当を楽しみ、新横浜へ。
主催者山平さんと合流。
その後今回の相方、ゆみゆみさんにお会いしてから山平さん宅へ。 奥様にお出迎え頂きました。
ウェルカム中国茶を頂き、ゆみゆみさんとリハーサル。 なんだかはじめましての気がしない方です。よかった…。
山平さんとも一曲合わせ、愛車MINIに乗せて頂き横浜中華街へ。
昨年、鳴尾老師も来られたという、おいしーい水餃子のお店へ連れて行って頂く。
あのお店、神戸に欲しいっ！
帰宅後、再び山平さんと合わせたり、一人で練習したり。
日が変わった頃、所有の楽器を見せて頂いてたら駒の話になり、私にぴったりのを作ってあげるよーと山平さん。
器用にグラインダーを操り、美しい駒を削って下さいました。
うれしい！ 大切にします。
３時前に就寝。
当日。 ハマチの刺身パワーで充電し、いざ出陣。
ひらりさんのリハの後、私達。 グランドピアノはやっぱり気持ちいい！
山平さんが「すごくいい雰囲気出てるよ」と言って下さり、ほっとしました…。
昼の部開始。 みなさんがそれぞれに、思い入れのある曲を弾かれます。
「枯れ葉」弾かれた方、素敵なアレンジだったなー。
少々おして、夜の部スタート。
まずはaco-nicoさん。 ほんとは客席で聴きたい。けどそれどころではなく。
楽屋で衣装に着替え、顔と心の準備。
満席のお客様。二胡を習ってる方や耳の肥えた方ばかり。
共演のみなさんはほんまもんのプロの方。
そして、ここは、東京。
気負わずに今の自分を出せばいいとは思うものの、やっぱり恐怖感が襲って来る。
でも与えていただいた45分間は私の世界を作りたい！
まずは二胡ソロで「牧羊女」。私らしく弾けた！
そしてピアノ伴奏で三曲。 どれも大好きな曲で、すごく良い反応して下さったお客様がいらっしゃってうれしかった。 感情込めて、曲の美しさを表現しようとがんばりました。
「燭影揺紅」。唯一見つかったピアノ伴奏譜付きで、私が弾ける古典曲。
練習はしたけど、足りなかったと思う。ミスもしたし、伴奏と合わせて弾いただけになってしまった。反省の嵐。やり直します。絶対いつかリベンジ！
いつか弾いてみたかったクラシック。 無難な感じ、かな…。 この曲はこれからもずっと弾いていきたいと思います。 もっともっと美しく。
山平さんにデュオをお願いした曲、「トルファンの葡萄が熟した」。 一緒に弾いて頂いて光栄でした！ 弾いてて本当に気持ちよく…。無理言ってすみませんでした。ありがとうございました。
そしてラストは二胡ソロで「江河水」。 数カ月、ずっと練習してきた曲。弾けば弾く程に難しい。でも面白くてたまらない曲。
でも、なんだか薄っぺらな表現になってしまった。 こんな曲じゃない、こんなんじゃないと必死に弾きましたがダメでした。 まだまだなんだと痛感。 でも、弾ききれた満足感だけはありました。
暖かいお客様の拍手、楽屋に帰った時の共演者のみなさんの拍手。
あー！終わったんや！ やれたんや、私。 あーっ！ あーっ！！
”ひらり”さん。 アレンジでここまで童謡がかっこよくなるんだ…と驚嘆。 ギター、二胡、チェロ、アコーデオンの組み合わせって。気持ちよすぎて、かっこよすぎて。
そして、二胡弾き語りの芳晴さん。 私、二胡の音色はもちろん大好きです。
でも二胡を聴いて涙が出るという経験は今までありませんでした。 生まれて初めて二胡聴いて泣きました。 うまく表現できませんが、一番大切なことを教えられました。 あー二胡ってこういう楽器なんやなあって。 芳晴さんの演奏を聞けて、お知り合いになれたこと。 これが今回の最大で最高で大切な宝物に。
最後は皆でもちろん「賽馬」。とうとうやりました。 馬顔かぶって賽馬！ いつかお披露目をば…。
たくさんの方が声をかけて下さいました。
あなた、もっと良い音色になるわよ！
選曲がよかったよ。
牧羊女がよかったよ！
T華発表会で観ましたよ！（汗）
ありがたいです。
来て下さったお客様、ありがとうございました。 ぷーろんさん、ご来場ありがとうございました。
お世話いただいたNさん、本当にいろいろありがとうございました。 浜松のMさん、ご一緒できて楽しかったです～♪
素晴らしいミュージシャンのみなさんに出会えてしあわせ…♪
山平さんと奥様に心からの感謝を。
充足感と心地良い疲れと反省の気持ちを抱きつつ、山平さん宅へ。
いろいろなお話をしつつ、鍋を頂きつつ、少しお酒も…で午前５時。
長い一日が終わりました。
そして最終日。
最後まで尽きぬことない二胡談義。 お昼過ぎにさよならし、古い友人と東京デエト。 焼きたてバームクーヘン、浅草寺、月島もんじゃ「小町」、楽しい休日を過ごしました。
また、がんばります。 素晴らしい経験ができました。 また来るぞ、東京！
